7/21 ぐるっと富山湾測量隊 in 氷見

 

ぼくたちわたしたちの海岸を測ってみよう

快晴に恵まれた7月21日
富山県氷見市で開催された”ぐるっと富山湾 測量探検隊 in 氷見”は多くの親子連れで賑わいました。
氷見市や富山県全域から子供29名、大人25名が参加しました。
比美乃江公園で爽やかな浜風をあびながら測量探検を行い、ジオガイドが氷見の海岸の特長などを紹介しました。
子供たちは自分たちが暮らす富山湾の豊富な魚や水深など、普段は聞けない話を真剣なまなざしで聞いていました。

測量のプロから学ぶ 測量術

貴重なお話を聞いた後は班にわかれて測量を体験しました。
伊能忠敬も測量した氷見の海岸を測量してみよう!
歩いた歩幅で距離を調べたり、三角の測量器を使って旗の高さを測ったり、測量のプロから昔の測量の仕方を習い、質問をしながら学んでいました。

ドローンを使って空から海岸線を眺めてみると、「奥になると海の色が違うね!」「ドローンってこんなにはやいんだ!」と驚く声があがっていました。
普段見ている景色が見方を変えると違って見えることを体感できました。

遊覧船でクルージング 海の上から氷見をもっと知ろう!

遊覧船に乗り、氷見市で有名な”定置網”も見学しました。
水深100mまでの海に設置ができる定置網は氷見の沖に点在しています。
船で近づいて定置網のしくみを学びました。
むやみにお魚を獲りすぎず、逃がすしくみをもっている定置網。
海とともに生きてきた氷見の人々の知恵が生かされています。

船長さんのお話では、昔は夏に網のメンテナンスを行なっていましたが、今では網も進化して年中海に設置できるようになったようです。
夏の時期はトビウオなどの魚がかかり、秋にはフクラギ、冬には”氷見のブランド”寒ブリがかかります。

子供達も
「なぜ海は青いの?」「ぶりの値段はいくら?」など興味津々で船長さんに質問をしていました。

PHOTO GALLERY

 

板の上に刺した針と道具で、距離が測れたり、地形を描けたりするのがすごい

氷見市 小学5年生

クルーズは風が気持ちよく、定置網も見られて楽しかった。
ただ陸の近くでは、海にごみが浮かんでいたのがちょっと気になった

富山市 小学4年生